Natural Info Plaza さえずり館

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☆新連載!スタッフ徒然日記☆

カラスは何て鳴いてるカァ

久しぶりに晴れたので、日比谷公園で昼食を取ろうと出かけたときのことだった。
穏やかな風は爽やかだったが、陽射しは強く、木陰のベンチはオフィスワーカーで埋まっていた。仕方なく、第一花壇広場のベンチに越しかけて、食べ物を広げると、そこへ1羽のハシブトガラスが飛んできた。
むむっ、嫌な予感!

ところが、カラスは着地するなりヒョコヒョコと歩き出し、日陰になっている隣のベンチの下へと潜り込んだ。
地面が熱かったのだろうと思い、再び食べ始めたのだが、しばらくすると、斜め下方から妙な視線を感じる。そっと顔を向けると、あのカラスだ。手にする“おにぎり”を狙っているかのようにも見える。
飛びかかられても困るので、少し身構えたときだった。
そのカラスが、「ゴハー、ゴハー」「オハー、オハー」と鳴いたのだ!う~ん?変な鳴き方だ!
よく聞いてみると「ご飯~、ご飯~」「おはよう、おはよう」とも聞こえる。驚いたことに、まるで人間の口調のようだった。
そして、私はといえば、カラスに話しかけられ、いつの間にか向き合って会話を楽しんでいた。
これこそ、生きものとの共存なのだろうか?
普段は、カラスのことなど気にも留めないのだが、この日に聞いた鳴き声が気になって、色々と調べてみた。
どうやら、外的や危険が生じたときには、やや濁った声で短く「ガァ、ガァ」と鳴くようだ。また、概して短い音は、合図、不安、攻撃を表し、「カァーァ、カァーァ」と長い音の場合は安心、満足などを表す、とある。どうやら人(もしくは昼食)を襲う気はなく、会話をしたかっただけのようだ。
人目を気にせず、話し相手になってあげれば良かったと後悔している。でも、再び彼と出会える楽しみができた。
つづく。(June 16, 2009)

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